住宅は高額な買い物だからこそ、後悔しないためにしっかりと比較検討することが重要です。
なかでも、一戸建てには複数の種類があるため、それぞれに応じた適切な探し方を知っておけばより効率的に住まい探しが進められます。
この記事では、注文住宅・建売住宅・中古一戸建てそれぞれの探し方と情報収集の方法をご紹介します。
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一戸建ての探し方①注文住宅の場合
注文住宅の探し方の特徴は、土地選びと施工会社探しの両方が必要になる点です。
それぞれの探し方と情報収集の方法をご紹介します。
土地選び
近年では、土地探しの際にまずは不動産会社の情報サイトやポータルサイトで情報収集をするケースが増えてきました。
サイトを利用すればさまざまな条件から検索できるので、実際に売り出されている土地の情報を調べるのに便利です。
しかし、サイトに掲載されている情報は古い可能性があるほか、人気のエリアにある土地は未公開になっているケースも少なくありません。
一方、昔からよくおこなわれているのが不動産会社に相談する方法です。
不動産会社に希望の条件を伝えておくだけで土地を探してもらえるうえに、理想的な土地がない場合でも似た条件の土地を紹介してもらえます。
サイトに掲載されていない未公開の土地も、不動産会社に相談すれば紹介してもらえる可能性があります。
ただし、理想の土地がすぐに見つかる可能性はあまり高くないので、条件によっては年単位の時間がかかる可能性も視野に入れておきましょう。
施工会社選び
注文住宅を建てる土地を見つけたら、施工会社を選ぶ必要があります。
施工会社にはハウスメーカーや工務店など複数の種類がありますが、それぞれに得意分野や特徴が異なります。
充実したアフターフォローを受けたいならハウスメーカー、デザインや考え方に寄り添った家づくりをしたいなら設計事務所など、希望に応じて選ぶと良いでしょう。
施工会社を選ぶうえで重要なのは、価格や会社の規模だけで選ばないことです。
価格を安くするには人件費や材料費などを削る必要があるため、安い場合は何を削ったのかをしっかりと説明できる業者を選びましょう。
また、規模が大きい施工会社に依頼すれば安心というわけではない点にも注意が必要です。
施工会社選びでは、規模の大きさよりも担当者と上手にコミュニケーションを取れるかを重視しましょう。
関係部署との連携が取れているか、担当者が話をじっくり聞いてくれるかなどが判断のポイントになります。
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一戸建ての探し方②建売住宅の場合
建売住宅は、住宅と土地をセットで販売しているものです。
自由なデザインができる注文住宅とは異なりすでに住宅が完成しているため、探し方も注文住宅とは異なります。
建売住宅の探し方と情報収集の方法をご紹介します。
モデルハウスに行く
建売住宅のおすすめの探し方の1つが、モデルハウスを訪問することです。
モデルハウスに行けば、住宅メーカーが実際に建築した住宅を直接見て確認できます。
実際にモデルハウスを体験すれば住宅の雰囲気がわかるので、ご自身に合った住宅メーカーを選べるでしょう。
モデルハウスには住宅メーカーのスタッフがいるため、気軽に相談ができるのもメリットの1つです。
ポータルサイトで調べる
手軽に情報を調べたい場合は、ポータルサイトを利用して調べることもできます。
近年では、間取りや設備などの重要な情報を調べられる不動産会社のポータルサイトも増えてきました。
建売住宅を探すうえで何から始めるべきか迷ったら、まずはポータルサイトで気になる物件をピックアップするのも手段の1つです。
理想に近い建売住宅に出会うには、具体的に条件を設定して整理しておく必要があります。
理想の条件を整理するためにポータルサイトを活用するのも良いでしょう。
不動産情報誌やチラシで探す
不動産情報誌や折り込みチラシなど、紙媒体を活用する方法もあります。
これらの媒体は、地域に合った情報が得られるのが大きなメリットです。
ただし、紙媒体はすでに売れてしまった物件が掲載されていることもあるため、情報が最新でない可能性がある点に注意しましょう。
不動産会社に相談する
注文住宅と同様、建売住宅を探す際にも不動産会社に相談するのがおすすめです。
不動産会社に相談すれば、ポータルサイトや不動産情報誌などにも掲載されていない物件の情報が手に入るかもしれません。
また、条件に近い物件を紹介してもらえたり、物件探しで悩んでいる点を相談したりできるのもメリットです。
不動産会社に相談して物件を紹介してもらう際には、予算をはじめとした条件を細かく設定しておくのがおすすめです。
条件が細かく決まっていれば、より理想に近い物件を紹介してもらえる可能性が高くなります。
希望の条件を絞り込めたら、不動産会社に直接足を運べば有益な情報が得られるでしょう。
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一戸建ての探し方③中古一戸建ての場合
中古一戸建ては新築よりも価格が安く、エリアの選択肢も多いなど、さまざまなメリットがあります。
基本的な探し方は建売住宅の場合とほぼ同じですが、中古ならではのポイントも存在するため注意が必要です。
中古一戸建ての探し方と情報収集の方法をご紹介します。
信頼できる不動産仲介会社に相談する
中古一戸建ての購入では、信頼できる不動産仲介会社に相談することが重要です。
多くの中古一戸建ての情報はレインズなどのネットワークシステムに掲載されているため、どの仲介会社でも確認できる情報に大きな違いはありません。
そこで重要になるのが、知識が豊富な不動産仲介会社に依頼することです。
たとえば、リノベーションを前提として中古一戸建てを探している場合、購入を検討している物件で希望どおりの工事ができるかどうかを判断するには専門的な知識が必要になります。
不動産会社では物件探しのさまざまなサポートが受けられるので、早い段階から相談しておくと良いでしょう。
物件の状態をしっかりと確認する
中古一戸建てのメリットの1つが、実物を確認したうえで購入を判断できる点です。
気になる物件を見つけたら内見の申し込みをおこない、物件をご自身の目で見て確認しましょう。
また、中古一戸建ては新築とは異なり設備などが劣化しているケースもあるため、劣化の状況も確認しておく必要があります。
建物そのものや設備にどの程度の劣化があるか、リノベーションをどの程度する必要があるかなどを確認しておくと良いでしょう。
ホームインスペクションを利用する
中古一戸建ては、目に見えないところに劣化や不具合を抱えているケースもあります。
購入を検討している中古一戸建ての劣化度合いに不安を感じている場合は、ホームインスペクションを利用するのがおすすめです。
ホームインスペクションとは、住宅の専門家が第三者の目線で住宅や設備の劣化度合いや不具合を診断してくれるサービスです。
補修が必要な部分の有無や、補修が必要な場合にかかる費用の目安なども教えてもらえるため、安心して中古一戸建てを購入できます。
購入したい中古一戸建てが見つかったら、購入前にホームインスペクションを利用して物件の状態をチェックすると良いでしょう。
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まとめ
一戸建ての探し方と情報収集の方法は、どの住宅の種類を探しているのかによっても異なります。
たとえば、注文住宅では土地と施工会社を探す必要があるほか、建売住宅では具体的な条件を整理しておく必要があります。
中古一戸建ての場合は信頼できる不動産仲介会社に相談することが重要になるので、物件探しの早い段階から相談しておくと良いでしょう。
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シルバシティ スタッフブログ編集部
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