建売住宅には標準装備にくわえて、追加できるさまざまなオプションがあるのをご存じでしょうか?
オプションは、生活にないと困るものから不要なものまであるため、あらかじめどのようなものがあるか知っておくと建売住宅を購入する際に役立つでしょう。
そこで今回は、ないと困るもの、もしくは必須ではないがおすすめのオプションについてご紹介しつつ、選び方のコツについて解説します。
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建売住宅で生活する際にないと困るオプションとは
建売住宅には、標準的な仕様として含まれている標準装備にくわえて、別途注文や購入が必要なオプションがあります。
なかには、生活に欠かせないものがあるため、どれをつけるべきか悩む方も多いでしょう。
ここでは、とくに生活に欠かせないオプションを3つ解説します。
エアコン
エアコンは室内の温度を調節する役割があり、私たちの生活にないと困る家電の一つです。
標準装備では設置されていない場合が大半で、エアコン一台につき3万から20万円かかるでしょう。
オプションからエアコンを選ぶ方法もありますが、家電量販店やインターネットショッピングで探し、施工会社に設置だけを依頼する方法もあります。
設置費用は一台につき2万から3万円が相場です。
エアコンに関しては一年前のモデルであれば、型落ちで安く販売されているケースが多く、機能面は最新型と大きく変わりません。
すでに気になっているモデルがある方や、機能やデザインにこだわりたい方は、自分で別途購入する方法も検討すると良いでしょう。
テレビアンテナ
一戸建て住宅を建てる際にテレビを視聴するには、テレビアンテナとケーブルテレビ、光テレビなどがあります。
標準仕様ではどれも契約・設置されていない場合が多いため、いずれかを契約し、設置していなければテレビが視聴できません。
ケーブルテレビと光テレビは、月々の使用料を支払う必要がありますが、テレビアンテナだけであれば設置に関する工事費用だけで住むでしょう。
なお、テレビアンテナの設置にかかる費用は4万から8万円が相場です。
カーテンレール
建売住宅の多くはカーテンレールが標準装備になっていません。
最初からレールを付けると、好きなデザインのカーテンが選べない制約がかかるのが理由として挙げられます。
カーテンレールは機能性に優れているタイプから、インテリアの装飾で扱われているタイプとさまざまな種類があります。
好みのカーテンを選びつつ、カーテンレールを設置するのがおすすめです。
なお、カーテンレールの設置費用は、一つの窓につき5,000円から8,000円が相場です。
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建売住宅で生活する際におすすめしたいオプション
建売住宅のオプションには、必須ではないものの「付けてよかった」と人気の高いものがあります。
ここではおすすめのオプションと、その設置費用について解説します。
床暖房
足元から室内を暖める床暖房は、ときに寒い時期に役立つ設備です。
冷たい空気は下の方にたまる性質があるため、暖房をつけていても足元は冷えやすいです。
また、足元は心臓から遠い場所にあって冷えやすい点から、床暖房があると足元の冷えが解消されます。
そのため、血流が良くなって体全体の冷えが解消されるため、冬でも快適に過ごせるでしょう。
そのほかにも、エアコンのように温風を生じないため、空気が乾燥しにくく、ホコリも舞いにくい点もメリットです。
床暖房は電気式と温水式があり、床の張り替えあるいは直貼りかで費用が変わります。
なお、設置費用は15畳で60万から250万円と金額に幅があり、高額となるためよく検討することをおすすめします。
壁紙のアップグレード
建売住宅では、オプションで壁紙をアップグレードできるケースがあります。
たとえば、トイレや浴室、玄関などの雨水で汚れやすい場所には防水仕様や消臭機能のある壁紙を選ぶのがおすすめです。
汚れやすい場所に一般的な壁紙を用いてしまうと壁紙がすぐに汚れてしまうため、こまめな張り替えが必要になります。
また、建売住宅の多くは白をベースにしている壁が多いですが、アクセントクロスにするとおしゃれな印象を与える部屋となります。
壁紙をアップグレードする際の費用は、面積と使う材質によって価格が大きく異なるため、予算と必要な機能をよく検討しましょう。
食器洗い乾燥機
建売住宅のキッチンには食器洗い乾燥機は標準仕様にありませんが、とくに共働き世帯と子育て世帯に人気が高いオプションです。
食器を洗う手間が省けるだけでなく、手洗いと比べて使用する水の量が少ない点から、水道代を節約できるメリットもあります。
食器洗い乾燥機はさまざまなタイプがあり、とくにキッチンの下やキャビネットに組み込むビルトインタイプは作業スペースが圧迫されないため、人気があります。
食器洗い乾燥機を後付けする方法もありますが、スペースを取ってしまう点から、設置を決めている方はオプションで付けておくと良いでしょう。
なお、設置の費用は10万から20万円です。
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建売住宅のオプションの選び方
オプションを選びすぎてしまうとその分コストがかかってしまうため、どれをつけるかは慎重に検討する必要があります。
後悔しない買い物にするためにも、3つのポイントを意識しましょう。
ライフスタイルに合わせて選ぶ
ライフスタイルや嗜好は人それぞれのため、どのオプションが必要かは人それぞれ異なります。
自分自身だけでなく、一緒に暮らす家族のライフスタイルに合うものを選ぶのがポイントです。
たとえば子育てで忙しい方であれば、食器洗い乾燥機やフローリングのコーティングがあると、家事の負担が減らせます。
どのような暮らしになるのかをきちんとイメージしながら選ぶようにすると、後悔しにくいでしょう。
優先順位をつける
どのオプションを付けたいかを絞ったあとは、それぞれの工事の費用を確認しながら優先順位をつけるのが大切です。
優先順位をつけないまま設置工事を進めてしまうと、予算オーバーになる可能性が高いです。
たとえば安心できる住まいにしたい方であればシャッターやセンターライト、面格子の優先順位が高くなります。
限られた予算の中で、できる工事には限りがあるため、生活するうえで欠かせないものを優先して取り付けましょう。
なお、値引き交渉ができる場合もありますが、値引きできる金額の幅には限りがあるため注意が必要です。
大きな値引きは難しいため、従来の価格の1〜2割の範囲で値引きができないかを提案するのがポイントです。
将来的に考えて必要なものかを考える
オプションを考える際は、将来を見据えて考えましょう。
購入当初は魅力的に思えた設備でも、数年後数十年後を考えたら不要になるケースがあります。
設備や仕様にもトレンドがあるため、流行に影響されすぎてしまうとやがて時代遅れになる可能性が高いです。
数十万かかる工事もあるため、将来を見据えたうえで不要になりそうなものは候補から外したほうが良いでしょう。
なお、オプションを付ける工事は物件の引き渡し後におこなわれるため、とくに急がない場合や入居後の工事でも問題ない場合は、ゆっくり検討するのがおすすめです。
引き渡しされてからすぐに工事を始めたいときは、入居する1〜2か月前に依頼する内容を決めておく必要があります。
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まとめ
建売住宅で暮らすにあたり、エアコンとテレビアンテナ、カーテンレールはないと困ることが多いです。
あると便利なものについては、床暖房と食器洗い乾燥機などが挙げられます。
なお、建売住宅のオプションについては自分の好みだけでなく、一緒に暮らす家族のライフスタイルに合っているか、将来的に必要なものかを考えるのが選び方のポイントです。
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シルバシティ スタッフブログ編集部
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