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Step 01住まいの計画を立てる
将来自分たちはどのような生活をしていたいのかという部分を考えることが
マイホームを購入する際に重要になってきます。
マンションか、中古住宅か、建売住宅か、土地を購入して注文住宅か、これらの選択により借りられる融資金額や返済期間・各諸費用や税金なども変わります。
家族内でどういう暮らしを行いたいかを話し合い、妥協できる部分とできない部分を明確にしておくと良いでしょう。 -
Step 02情報収集
物件を探す前に「Step01」で話したことを基に希望条件に優先順位をつけて整理してみることをおすすめします。
今やインターネットや広告などを利用して、簡単に多くの物件情報を手に入れられるので、どの物件が本当にいい物件なのか判断が難しい部分があります。
そういった場合は不動産会社に相談し、物件探しを依頼するのも良いでしょう。 -
Step 03現地視察
気になる物件がございましたら、実際に現地に行ってインターネットや広告では得られない情報を集める事が大切です。
昼や夜、平日や休日などでも雰囲気が大きく変わることもございます。
生活関連の施設(病院・学校・公園など)、交通の利便性(通勤時間・道路の交通量など)、住環境(騒音・治安など)は購入後のイメージの相違を防ぐためにしっかり確認しましょう。 -
Step 04資金計画
マイホーム購入は生涯でもっとも高い買い物の一つです。
そのため、多くの方が住宅ローンを組んで月々少しずつ返済していくことになります。
住宅ローンを選ぶときの基本は『金利の低いものから』ですが、単に表示されている金利の数字が小さければいいというものではありません。検討すべき点は次のようにいくつもあります。- ■元利均等返済か元金均等返済か。
- ■金利タイプはどれを選ぶか。(固定金利型か変動金利型か)
- ■返済期間は何年にするか。
- ■ボーナス払いをどうするか。その割合はどれくらいにするか。
もうひとつ大切なのが住宅ローンの種類です。たとえば、住宅金融支援機構は長期固定型ですが、
購入価格の80%までしか融資を受ける事が出来ません。また、民間金融機関には100%融資可
能のローンもありますので、自分のライフスタイルにあった住宅ローンを探してみましょう。
ですが、自分で資金計画を立てるのはなかなか難しいので、不動産会社や金融機関などに資金計画を立ててもらうと良いでしょう。
資金計画を立てる際は「いくらまでなら借りられるか」よりも「いくらまでなら無理なく返せるか」が重要です。
土地を購入して同時に家を建てる場合
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Step 05申し込み
自分の希望条件に合う立地の土地が見つかりましたら、不動産会社経由で売主に購入申込書を提出して「購入の意思表示」をします。
購入申込書には、法的な拘束力はなく、あくまでも買主の購入意思を明確にするためのもので、売買契約ではありません。
この時、売主が業者の場合は申込金を授受する事もありますので確認しておきましょう。(万が一契約が成立しない場合には、この申込金は返還してもらうことができます。)
売買価格、契約日、代金の支払方法、引渡し時期などの確認をし、契約のための詳細な条件を業者と詰めていきます。
住宅ローンを利用する場合、この時点のなるべく早い時期に金融機関(民間)に融資の事前審査の申し込みをします。
この際、建築会社に事前に見積もりを出してもらっておきましょう。 -
Step 06住宅会社の決定
建築会社を決定し、最終資金計画を立てます。
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Step 07土地の契約
売買契約を結ぶにあたり、宅地建物取引士により、土地の重要事項説明を受けます。
この重要事項説明書には、登記簿記載の権利関係や、物件の概要、代金の授受の方法、万が一の契約解除の場合の規定など説明しなければならない内容が記載されていますので、しっかり確認した上で、土地の売買契約書を交わしましょう。
この売買契約書は取引内容や当事者の権利、義務などを明らかにし、安全、確実な売買の成立を目的とするもので、売主、買主の双方が署名捺印し、買主が契約手付金を支払って契約が成立します。通常この契約手付金は完成物件ならば売買価格の10%以内です。 -
Step 08ローン申し込み
必要書類を揃えてローンの申し込み手続きをします。
住宅ローンには大きく分けて、公的融資・民間融資・勤め先の社内融資の3つに分けられます。
再度、「金利」「保証」「手数料」「特典」などを確認の上お申し込みをしましょう。 -
Step 09土地残金決済
土地の売買代金から手付金を引いた代金の支払いを行い、土地の引渡しを受けます。
ローン実行、残金の支払い、登記申請、諸経費の精算などを行います。売主、司法書士が金融機関に集まって行うことが多いです。
事前に支払う金額と明細などを確認しておきましょう。
所有権移転登記手続きについては多くの場合、司法書士に依頼して法務局での登記を行います。
司法書士への報酬支払額を確認し、支払う形となります。 -
Step 10着工
土地残金決済後、建築会社の工程表に基づいて家の着工をします。
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Step 11完成・引越し
家が完成し、入居前に建物の残金を支払いマイホームの引渡しを受けます。
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Step 12入居後手続き
入居後に行うべき手続きもございます。
転入届の提出、国民年金・国民健康保険の手続き、電気・ガス・水道の手続き、運転免許の住所変更などです。
また、住宅ローン控除の申請などは、自動的に適用されるものではなく、初年度は自分で行わなければなりません。詳細などは、税務署で無料説明会を開催している場合もありますので、利用してみるのも良いでしょう。
建売住宅・中古住宅を購入する場合
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Step 05申し込み
物件が決まりましたら不動産会社に購入の申し込みをします。
この時、売主が業者の場合は申込金を支払う場合がありますので確認しましょう。
また売買価格、契約日、代金の支払方法、引渡し時期などの確認をし、契約のための条件を調整します。
住宅ローンを利用する場合、この時点のなるべく早い時期に金融機関(民間)に融資の事前審査の申し込みをします。 -
Step 06売買契約
売買契約を結ぶにあたり、宅地建物取引士により、土地建物の重要事項説明を受けます。
この重要事項説明書には、登記簿記載の権利関係や、物件の概要、代金の授受の方法、万が一の契約解除の場合の規定など説明しなければならない内容が記載されていますので、しっかり確認した上で、売買契約書を交わしましょう。
この売買契約書は取引内容や当事者の権利、義務などを明らかにし、安全、確実な売買の成立を目的とするもので、売主、買主の双方が署名捺印し、買主が契約手付金を支払って契約が成立します。
また購入物件が中古住宅の場合は、建物の傷み具合や損傷箇所がないかしっかり確認しましょう。
物件によっては保証が付く物件もございますので、合わせて確認しましょう。 -
Step 07ローン申し込み
必要書類を揃えてローンの申し込み手続きをします。
住宅ローンには大きく分けて、公的融資・民間融資・勤め先の社内融資の3つに分けられます。
再度、「金利」「保証」「手数料」「特典」などを確認の上お申し込みをしましょう。 -
Step 08現金決済と引渡し
物件の売買代金から手付金を引いた代金の支払いを行い、物件の引渡しを受けます。
ローン実行、残金の支払い、登記申請、諸経費の精算などを行います。売主、司法書士が金融機関に集まって行うことが多いです。
事前に支払う金額と明細などを確認しておきましょう。
所有権移転登記手続きについては多くの場合、司法書士に依頼して法務局での登記を行います。
司法書士への報酬支払額を確認し、支払う形となります。
また、『住宅品質確保促進法』により新築住宅の場合は10年の瑕疵保障期間が義務付けられています。欠陥が見つかった場合、10年間は無料で修理してもらえますが、対象になるのは、基本構造部分と雨漏りを防ぐ部分に限られます。
保証に関しては事前にどの部分がどのくらいの期間の保証があるのかは事前に確認をしましょう。 -
Step 09入居後手続き
入居後に行うべき手続きもございます。
転入届の提出、国民年金・国民健康保険の手続き、電気・ガス・水道の手続き、運転免許の住所変更などです。
また、住宅ローン控除の申請などは、自動的に適用されるものではなく、初年度は自分で行わなければなりません。詳細などは、税務署で無料説明会を開催している場合もありますので、利用してみるのも良いでしょう。