新築のマイホームに庭づくりは欠かせません。
芝生にウッドデッキ、家庭菜園と理想を言い出したらきりがありませんが、やるからには納得のいく庭づくりを実現させたいところです。
しかし、失敗はしたくない、手間はかけたくないと考えている方も多いと思います。
そこで今回は、新築戸建ての庭づくりにおけるポイントや庭の特徴、失敗例などをご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら新築戸建ての庭づくりの種類や特徴
庭をつくることで家が明るくなり、家庭菜園やガーデニングなどの趣味を楽しむ場や、子どもやペットの遊び場が確保できるというメリットがあります。
一方で庭をつくることにより、居住スペースが狭くなったり、日常的な手入れやメンテナンスが必要になったりします。
しかし、どのように仕上げるかによっても異なるため、庭づくりの主な仕上げ方法を4つ、それぞれの特徴とともにご紹介します。
土
もっとも簡単で費用がかからない仕上げ方法です。
しかし、見栄えが悪く、雨が降れば土がぬかるみ、乾けば砂ぼこりが立ちやすいといったデメリットがあります。
大きな石を取り除いたり、雑草を生やさないようにしたりと、最低限のメンテナンスをすることで、きれいな庭を保つことができるでしょう。
砂利
砂利を敷き詰めることで、すっきりとした印象を与えることができます。
また雑草対策になり、水はけもよく劣化しにくいのが特徴で、歩いた際に音が出るため防犯対策にもなります。
砂利にはさまざまな大きさや色、形があるため、自分の好みに合ったものを選ぶことができるでしょう。
しかし、細かい砂利は猫のトイレになってしまう可能性もあるため避けた方が良いでしょう。
さらに、歩きにくく、自転車やベビーカーを押しにくい、ゴミ掃除がしにくいといったデメリットもあるため注意が必要です。
芝生
緑を感じられ、庭も明るくなるため人気の仕上げ方法です。
とくにペットや子どものいる家庭では良い遊び場となるのではないでしょうか。
芝生には、自然を感じることのできる「天然芝」とメンテナンスの必要がない「人工芝」があります。
天然芝はコストを抑えることができますが、水やりや肥料、草むしりといったメンテナンスが日常的に必要で、かつ最低でも年1回は芝刈りをしなければなりません。
一方で人工芝はメンテナンスの手間を省くことができますが、コストがかかり、長くても10年で寿命が来るため敷き替える必要があります。
それぞれにメリットとデメリットがありますが、目的やライフスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
コンクリート
コンクリートは耐久性に優れ、手入れがしやすいのが特徴です。
雑草対策もでき掃除も簡単なため、駐車場として使用するのにも向いています。
しかし、庭が殺風景な印象になったり、日差しによりコンクリートが暑くなったりというデメリットもあるため注意が必要です。
またガーデニングを検討している方は、土の部分も残しておくと良いでしょう。
以上、4つの仕上げ方法をご紹介しましたが、どの仕上げ方法でもある程度の費用やメンテナンスが必要となることを理解したうえで、庭づくりの検討をしていただくことをおすすめします。
新築戸建ての庭づくりの失敗例とは
マイホームの庭づくりで後悔しないために、よくある失敗例をご紹介します。
手入れが大変
庭づくりの失敗例においてもっとも多いのが手入れ問題です。
緑のある庭づくりを理想とする方は多いですが、初心者がたくさんの植物を扱うのは難しいでしょう。
こまめな手入れを必要とする植物や、落ち葉の掃除が必要な樹木、どこからでも生える雑草、庭をきれいに保つためにはこれらの手入れをこまめにおこなわなければなりません。
最初のうちはできるかもしれませんが、少しでも手入れを怠ると植物は枯れ、落ち葉や雑草だらけの庭になってしまう可能性もあります。
また、樹木が敷地からはみ出した場合は剪定もしなければなりません。
もちろん業者に手入れを頼むこともできますが、その場合は長期の作業ということになりますので、費用もその分かかってきます。
そうならないためにも、最初にたくさん植えるのではなく、慣れてきたころに増やしていくのが良いでしょう。
水道管が浅い位置にある
庭のデザインが決まる前に水道管の工事がおこなわれた場合、施工しやすい場所に設置されてしまいます。
工事後に、庭に木を植えたり家庭菜園をしたいと思っていても、水道管が植えたいと思った位置に埋められていた場合は植えることができません。
そのため、庭づくりと建物の計画は同時におこなうのが理想的です。
庭のデザインが決まっていなくても、木を植えたい場所が決まっているのなら施工前に伝えておくと良いでしょう。
費用が足りない
庭をつくる際に費用が足りなくなる1番の原因は、建物中心に考えていることにあります。
建物本体の10%程度が庭や外構にかかる一般的な費用です。
植栽にかかる費用だけでなく門扉やカーポート、ウッドデッキなどの材料費、施工費用も庭づくりの費用に含まれ、付けるものが多いほどコストもかかります。
そのため住宅ローンを利用する際は、庭をつくることにも費用がかかることを想定し、必要な費用を計画しておくようにしましょう。
これらの失敗例を参考に、これからの庭づくりに役立ててください。
新築戸建ての庭づくりにおける3つのポイント
庭をつくるにあたって重要なポイントは、「目的をはっきりさせること」、「動線を考えること」、「メンテナンスができる範囲でおこなうこと」です。
目的をはっきりさせる
庭をつくるにあたって最初に考えていただきたいのが、「使う目的」なのか「見る目的」なのかということです。
使うことが目的だった場合、子どもやペットの遊び場を作ったり、ウッドデッキを設置したりして、バーベキューやホームパーティをするのがおすすめです。
見ることが目的だった場合、樹木や植物を植えることで、家の中からでも楽しむことができる庭となります。
このように「使う目的」か「見る目的」かを考えることで、自分のライフスタイルに合った庭づくりが実現できるでしょう。
動線を考える
玄関から庭へ、庭から駐車場へと続く道である動線を考えることが重要なポイントとなります。
動線がはっきりしていない場合、庭の手入れどころか立ち入ることを辞めてしまう可能性も出てきます。
そうなってしまっては、せっかくの庭が台無しです。
動線となる道に、レンガや飛び石、コンクリートでアプローチをすることでわかりやすく、おしゃれに仕上がるのでおすすめです。
また、動線を確保しておくことによって庭のデザインもしやすくなるでしょう。
メンテナンスができる範囲で
庭づくりにおいて重要なのは作ったあとです。
きれいな庭を保つためには、手入れやメンテナンスは定期的におこなわなければなりません。
ガーデニングが趣味という方は問題ないと思いますが、これからはじめようと思っている方は、手入れが簡単な多肉植物や、成長が早すぎない雑木を取り入れてみるのも1つの手です。
メンテナンス重視で考えることで、結果的にきれいな庭を保つことにつながります。
庭をつくる際は、自分がメンテナンスできる範囲でライフスタイルに合った庭を実現させましょう。
まとめ
新築戸建ての庭づくりは、仕上げ方法により手入れの手間は異なりますが、趣味や遊び場が確保できるというメリットもあります。
しかし、想像以上に手入れが大変だったり、費用がかかることもあるため注意が必要です。
また、庭づくりは目的を持ち、動線を考え、メンテナンスはできる範囲でおこなうことが重要なポイントです。
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