庭付きの一戸建てを購入したら、ドッグランをDIYしたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、自宅の庭にドッグランをDIYするときの、フェンスと舗装材の選び方について解説します。
あわせて設置したい設備についてもご紹介しますので、愛犬がのびのびと過ごせるドッグランを計画中の方は、参考になさってください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら自宅の庭にドッグランをDIY!フェンスの選び方とは?
自宅庭のドッグランは、犬の安全を確保し、近所に迷惑を掛けないためにもフェンスが欠かせません。
設置するフェンスは、高さと素材、形から選びますが、犬の種類も考慮します。
DIYドッグランのフェンスの高さと犬の種類との関係は?
犬の種類によって異なるのはジャンプ力ですが、好奇心が旺盛、人懐っこい性格の場合は外に出たがることも多いため、高めに設定にするのがポイントです。
小型犬は60cm以上が目安ですが、同じ小型犬でもダックスフントはジャンプする能力が高いことから、中型犬として扱うと飛び越えるリスクを減らせます。
中型犬は120cm以上を目安にしますが、ドーベルマンは150cm以上、ボーダーコリーは180cm以上必要です。
フェンス部分だけの高さの目安ですが、ブロックの上に設置すると仕上がり寸法は高くなり、施工方法も変わる点に注意しましょう。
フェンスの素材選びは耐久性と安全性がポイント!
耐久性と安全性を重視する場合はアルミ製です。
広く普及していることから、バリエーションが豊富で、メンテナンスも手軽にできます。
マーキングによる腐食の心配もなく、ひっかき傷にも強いですが、導入費用が高くつく点が難点です。
アルミ製ほどの耐久性はありませんが、樹脂製素材は扱いやすく、手頃な価格で導入できます。
費用が安く、ナチュラルな風合いが魅力の天然木を利用したタイプは、簡単に設置できることもありDIYする方に人気です。
しかし、直射日光による色褪せや雨などによる腐食への懸念がぬぐえない点を忘れないようにしましょう。
定期的なメンテナンスが可能な方には、スチール製も価格が安く、DIYで扱いやすい素材です。
自宅の庭にDIYするドッグランのフェンスの形は?
横型はよじ登りやくぐり抜けの心配があるため避けるのが無難です。
風とおしを考慮して縦型やメッシュが向いていますが、神経質な性格の場合は縦型にすると、落ち着いて過ごせます。
小型犬にメッシュを利用するときは、くぐり抜けないよう、穴の小さいタイプにすることがポイントです。
出入り口は、できれば二重扉を設置しますが、スペース不足のときは内側にひらく扉を外側から施錠するようにします。
庭のドッグランをDIYするときにおすすめの舗装材は?
ドッグランの目的は、犬が自由に走って足腰を鍛えて老化を防ぐことと、ストレスの発散です。
走り回るための環境を整えるために適した素材の舗装材を利用し、犬がケガをしないで楽しめるスペースにします。
舗装材の素材はそれぞれの特性を知ることが大切
舗装材を使う目的は、地面が固いと犬の足腰に負担がかかり、ケガにつながるからです。
そこで、反発力のある素材を使用して、犬が楽しく遊べるようにします。
また、高温になりやすい素材は火傷の原因になりかねないため、さまざま観点から庭の環境も考慮した舗装材を選ぶことが大切です。
庭をDIYするときに多いのが芝ですが、芝には天然芝と人工芝があります。
天然芝は、自然素材のため夏でも熱くなりすぎず、反発力も適度にあることから、犬のストレスの緩和が可能です。
費用を掛けないで導入できますが、水やりや草取りなどのメンテナンスをしなければなりません。
一方の人工芝は、導入コストはかかりますが、工事は簡単でメンテナンスも不要です。
反発力もあり、色も楽しめるなどメリットも多くありますが、日差しを受けて高温になるデメリットを理解し、使用する時間などを工夫します。
松やヒノキ、スギなどのウッドチップは、スペースに敷き詰めるだけの舗装材です。
天然素材のいやし効果と適度な反発力が魅力ですが、足裏に突き刺さるなどのデメリットもあります。
突き刺さるのが心配な方は、アカマツなどの樹皮を原料としたパークチップがおすすめです。
舗装材に組み合わせるだけのDIYキットとは?
DIYしようと思っても、フェンスの設置などは初心者や未経験の方には、ハードルの高い作業です。
そこで、舗装材を導入するだけで簡単にドッグランを作るDIY用キットを利用すると、スキルがなくても作成できます。
ジョイントパーツやL字型のパネルを自由に組み合わせるタイプは、二重扉もセットになっており、庭の広さや形に合わせて作れるキットです。
飼い犬の種類に合わせたフェンスの高さを選びましょう。
フェンスの代わりにネットを使用したキットは、庭をぐるりと取り囲むタイプです。
庭だけでは広さが足りないときには、家の周囲を周回コースに設定すると、運動量を増やせます。
庭にドッグランをDIYするときに導入したい設備は?
自宅の庭で遊べるドッグランは、フェンスや舗装材にくわえ、いくつかの設備を整えると、さらにグレードアップできます。
手軽に設置できるタイプを導入して、犬も飼い主も使うのが楽しくなるスペースにしましょう。
元気に遊ぶために必須の設備は?
日よけスペースと水飲み場は、遊ぶためには欠かせない設備です。
日よけスペースは、タープなどのキャンプ用品やガーデンパラソルを設置するだけで作れ、風の強い日など悪天候のときはすぐに取り込めます。
イスやテーブルをセットして、飼い主も一緒にくつろげるスペースにしましょう。
水飲み場は大切ですが、DIY初心者の場合は、日よけスペースのなかにいつもの水飲みセットを準備するなどでも対応できます。
水を適温に保つなど、犬が飲みやすいように工夫するなど、運動した後の水分補給がスムーズにできるように整えることが重要です。
また、トイレスペースは、ドッグラン専用に市販のトイレを設置して、手入れや掃除などの飼い主の負担を少なくします。
室内をきれいに保つために設置すべき足洗い場!
ドッグランで遊んだ後の足洗い場は、庭にセットしたい設備ですが、DIY初心者にとって水道栓を取り付けるのは至難の業です。
そこで、庭か玄関近くに散水用の水道栓や立水栓があれば足洗い場として利用できますが、使いやすくするために水受けをセットします。
洗った後、建物内に入るまでに足が汚れてしまわないようにすることがポイントです。
ドッグランから水道栓までが遠いときは、ホースを使って容器に水を入れる方法も検討しましょう。
庭にドッグランを設置するときの注意点は?
犬の飛び出しを防ぐために、犬の大きさや運動能力に適したサイズのフェンスをしっかりと取り付けることです。
DIY初心者にとってもっとも難しい作業になるため、どうしても手に負えない場合は、カーポートやフェンスの取り付けをおこなう会社に依頼しましょう。
すべてをDIYすると15~30万円、専門の会社では30~100万円以上が目安となることから、フェンスの設置だけに限定するなど、費用を少なくできないか相談します。
お金がかかっても安全なドッグランにして、犬も飼い主も楽しめて、周囲に迷惑をかけない設備にしましょう。
まとめ
購入した一戸建ての庭にドッグランをDIYするときは、犬の種類や大きさに適したフェンスを設置することがポイントです。
舗装材の他、日よけスペースや足洗い場などの設備も導入し、犬も飼い主も楽しめる設備にします。
DIY初心者は、手に負えない工事は専門会社に依頼するなど、安全なドッグランを目指しましょう。
シルバシティ スタッフブログ編集部
ファミリー向けの土地・一戸建てをお探しでしたら、【公式】株式会社シルバシティにおまかせください!弊社では、目黒区・渋谷区を中心に世田谷区や港区の不動産情報も豊富にご紹介しております。ブログでも不動産に関するコンテンツをご提供します。