中古マンションを購入した際は、鍵を交換するべきなのか悩むかもしれません。
また、「どのくらいの費用がかかるのか」「自己判断で進めて良いのか」など、さまざまな疑問も生じるでしょう。
そこで今回は、中古マンションの購入をご検討中の方に向けて、中古マンションで鍵交換をすべき理由や費用、注意点について解説します。
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中古マンション購入で鍵交換すべき理由は?
中古マンションを購入すると、引き渡しの際に売主から鍵を受け取ります。
そのため、「鍵があるのに、手間や費用をかけて交換しなくても良いのではないか」と感じるかもしれません。
しかし、中古マンションを購入した場合は、早めに鍵を交換することがおすすめです。
中古マンションの鍵を交換したほうが良い理由
中古マンションを購入した際の鍵交換は、必ずしも必要なわけではありません。
しかし、鍵の交換はできるだけおこなったほうが良いでしょう。
その主な理由は、以下の2点です。
●すべての鍵を受け取ったかどうかが確認できない
●長年使われて古くなっている可能性がある
1つ目の理由は、すべての鍵を受け取ったかどうかがわからないことです。
中古マンションを購入した場合は、原則として合鍵を含めたすべての鍵を受け取ります。
ただし、受け取った鍵が本当にすべてなのかどうかを確認する方法はありません。
もしかすると、売主がすべての鍵を渡していなかったり、どこかで紛失していたりするかもしれません。
そのような可能性があるなかで、鍵を交換せずに生活していると、だれかに侵入されるかもしれない心配が続いてしまいます。
不安なく生活するためには、早めに鍵を交換したほうが良いでしょう。
2つ目の理由は、鍵が古い可能性があることです。
古い鍵は、最近のものよりも防犯性が低いことがあります。
また、長年使われていると開け閉めがしづらくなり、使うたびに手間を感じるかもしれません。
そのため、安全性や快適性を高めるために、鍵を交換したほうが良いと考えられます。
なお、上記2点の理由には当てはまらなくても、防犯性を高めたい場合は交換がおすすめです。
鍵にはさまざまな種類があるので、適したものを選んで交換すると、安心して生活できるでしょう。
中古マンションで使用される鍵の種類
中古マンションで使用されている主な鍵の種類は、「ディスクシリンダー」「ピンシリンダー」「ディンプルシリンダー」の3種類です。
ディスクシリンダーは以前主流だった鍵で、形がギザギザしています。
構造が比較的単純で修理や交換はしやすいのですが、ピッキングされやすいことがデメリットです。
ピンシリンダーも鍵の形がギザギザで、比較的安価に購入できますが、ディスクシリンダーと同様にピッキングの被害に遭う心配があります。
ディンプルシリンダーは鍵の表面にくぼみがある形で、最近は主流になりつつあります。
ほかの2種類よりも値段は高めですが、構造が複雑でピッキングされにくいことが大きなメリットです。
なお、ディスクシリンダーは現在廃盤となっており、後続モデルとして開発された「ロータリーディスクシリンダー」はピッキング対策が強化されています。
比較的安価なので、コストパフォーマンスの良さを重視する方はこちらも検討してみましょう。
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中古マンション購入で鍵交換にかかる費用の目安
中古マンションの鍵の交換を考えたときに気になるのは、費用の目安や負担者でしょう。
ここでは、交換費用はどのくらいかかるのか、その費用はだれが負担するのかについて解説します。
中古マンションの鍵交換にかかる費用の目安
鍵の交換にかかる費用は、種類によって変わります。
先述した種類の鍵に交換する場合の費用は、それぞれ以下のとおりです。
●ディスクシリンダー:1~2万円ほど
●ロータリーディスクシリンダー:1~3万円ほど
●ピンシリンダー:1~2万円ほど
●ディンプルシリンダー:1万5,000~3万円ほど
防犯性の高い鍵ほど構造が複雑になるので、費用がかかる傾向にあります。
業者に依頼する場合は事前に見積もりをもらい、金額を確認しておきましょう。
なお、交換にかかる時間の目安はディンプルシリンダーが15~30分ほどで、そのほかの鍵は5~15分ほどです。
交換はできるだけ早くおこなったほうが安心ですが、入居前やリフォーム工事の前に交換すると、新しい鍵を預けなくてはならないことがあるかもしれません。
より安全性を高めるためには、入居や工事が完了したタイミングで交換しましょう。
中古マンションの鍵を交換する費用の負担者
中古マンションの鍵の交換費用は、売主とご自身のどちらが負担するのか疑問に思うかもしれません。
鍵の交換費用は、基本的には自己負担です。
ただ、鍵を交換する理由が破損や経年劣化の場合は、売主負担になることがあります。
また、紛失によって本来あるはずの本数がない場合なども、売主に費用を負担してもらえる可能性があるので確認してみましょう。
なお、ご自身で鍵を交換する際は、保険などを利用できることがあります。
たとえば、鍵の交換理由が盗難や紛失である場合は、火災保険によって補償される可能性があります。
補償されるケースや金額は契約の内容などによって異なるので、鍵を交換する前に確認しておきましょう。
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中古マンション購入で鍵交換する際の注意点
中古マンションの鍵交換は、注意点を知らずにおこなうとトラブルが発生してしまうかもしれません。
とくに覚えておきたい注意点は、以下の3点です。
●連絡に関すること
●オートロックに関すること
●交換作業に関すること
これらの注意点について、それぞれご解説します。
鍵交換の注意点①連絡に関すること
中古マンションの室内は個人の所有部分ですが、外は共有部分です。
そして、共有部分を変更する場合は、管理組合や管理会社の許可が必要です。
玄関ドアの内側は個人の所有部分ですが、外は共有部分であるため、鍵を交換するときは事前に管理組合や管理会社へ連絡をしましょう。
許可を取らずに鍵を交換してしまうと、トラブルになる可能性があるので注意しましょう。
鍵交換の注意点②オートロックに関すること
マンションがオートロックで、エントランスと部屋の鍵が1本のタイプは、連動に関する注意点があります。
連動させずに部屋の鍵を交換すると、エントランスでは使えなくなり、鍵が2本になってしまいます。
鍵が増えると手間がかかったり紛失の可能性が高まったりするので、本数を増やしたくない場合は新しい鍵を連動させたほうが良いでしょう。
ただし、連動キーは注文から納品まで3~4週間ほどかかり、費用も高くなります。
連動させない場合は即日の交換が可能なので、早く鍵を変えたい方や費用を抑えたい方は、2本の鍵を持つことも検討してみましょう。
鍵交換の注意点③交換作業に関すること
中古マンションの鍵は、種類によってはご自身で交換することが可能です。
ご自身で交換すると出張費や作業費がかからず、部品代だけで済むので、費用を抑えることができるでしょう。
ただ、交換作業に慣れていないと、時間がかかったり取り付け方を誤ったりする可能性があります。
購入した鍵がドアに合わないことも考えられるので、不安な場合は業者に依頼したほうが良いでしょう。
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まとめ
中古マンションを購入したら、新しい鍵に交換することがおすすめです。
鍵にはさまざまな種類があるので、防犯性や値段などを比較しながら適したものを選びましょう。
玄関ドアは共有部分に該当するので、交換前には管理組合などへきちんと連絡することが大切です。
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シルバシティ スタッフブログ編集部
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