物件の購入を検討している方は、リフォーム済みの中古物件はどうなのかと考えているのではないでしょうか。
ここでは、リフォーム済みの中古物件の注意点などについて解説していきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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住宅を購入するとき、従来であれば新築物件を購入する方が多かったのですが、2019年から中古住宅の需要が一気に増し、選択肢として検討する方も増えてきています。
そのため、不動産会社によっては、中古住宅を専門的に取り扱っているところも多くなってきています。
中古住宅の探し方としては、そのように専門的に扱っている会社を探すのが良いです。
中古住宅の問題点を把握しておく
リフォームしてあるとはいえ、中古であるということには違いありません。
リフォーム前はどのような問題点があったか、見えない部分については聞いてみないとわからないということが多いです。
不動産会社や売主に、どのような問題点があって、どのようなリフォームをおこなったのかをしっかりと聞くようにしておきましょう。
住宅診断を受ける
建て物の見えない状況というのは、自分だけではとても把握しきれるものではありません。
そのため、住宅診断を受けることをおすすめします。
ホームインスペクションとも呼ばれるもので、専門家によって、リフォームされた部分はしっかりと直っているのか、雨漏りの心配はないか、耐震工事はしっかりされているかといった部分を確認してもらいます。
5万円から6万円の費用、精密な診断を受ける場合には10万円程度の費用が必要になりますので、受けるかどうかは費用を見ながら検討するようにしましょう。
購入前に、直っていない部分があるかどうかを把握することで、もしも直っていない部分を見つけたときに購入を踏みとどまることができます。
リフォーム済みの内容を確認する
リフォーム済みの物件の場合、自分が気に入らない部分があったとしても、購入してから直してほしい、と放置されてしまう場合があります。
リフォーム済みであれば、自身がすべて納得できるくらい改修がされている物件を選ぶようにしましょう。
リフォーム済みの中古物件のメリット
購入前に実物を確認することができる
新築物件の場合、工事予定のイメージ写真や、見取り図を見せてもらえるだけで、実物を見せてもらえるわけではありません。
中古物件であれば、すでに建築されている物件になるので、実物を確認することができるというのがメリットになります。
実物を見に行くことによって、実際に住んだときのイメージをしやすいので、自分が住んだとき、家族で住んだときのイメージをふくらませておきましょう。
購入したらすぐに住むことができる
新築物件の場合、購入しても建築から始まるので、しばらくは住むことができません。
しかし、中古物件であればすでに物件があるのですから、引き渡しが完了してからすぐに入居することができます。
購入を決めた段階から、およそ1か月から2か月程度かかるとされています。
現在住んでいる物件から引っ越すための期間としては十分な期間なので、購入を決めたらゆっくりと引っ越しの準備をしていきましょう。
資金計画が立てやすくなる
中古物件を購入してから自分でリフォームをおこなう場合、リフォーム費用がどれくらいになるのかを考えたり、資金計画をいちいち練らなければなりません。
しかし、リフォーム済みの中古物件であれば、トータルでどれくらいの費用がかかるのかがわかりやすくなっているので、資金計画が立てやすくなります。
資金に余裕ができる可能性も出てくるので、そういったときには預金を増やしたり、子どものために使ったりなど、選択肢が増えることになるかと思います。
新築に比べて価格が安い
新築はどうしても費用が高くなってしまいがちですが、中古であれば新築よりも安い価格で購入することが可能です。
新築も入居した時点で中古となり、価格が下がることになるので、それを気にして中古のほうで十分だと考える方も増えています。
中古であっても気にせず、価格を安くしたいという方にはおすすめです。
リフォーム済みの中古物件のデメリット
内装が好みではない場合がある
リフォーム済みの物件は、新築に近いくらい綺麗になっている場合が多いですが、そのリフォーム内容を自分で決めることができるわけではありません。
価格、立地、条件などが気に入っても、内装だけは気に入らないということも珍しくありません。
購入してからであれば、さらに自分でリフォームをすることも可能ではありますが、それではせっかく低い価格で購入できたのに、あまり意味がなくなってしまうことになります。
内装にこだわり、さまざまな物件を探すのも良いですが、時間がかかってしまうというデメリットが新たに発生してしまうので、こだわるのはほどほどにして、ある程度妥協点を見つけておくことも重要です。
構造部分の老朽化の可能性がある
リフォームで新しくすることができるのは、設備や間取りといった部分だけになるので、柱や梁などがリフォームされるわけではありません。
あまり気にする方がいないということで軽視されがちですが、柱や梁も老朽化することが考えられます。
ちょうど築年数によっては、購入後にメンテナンスをしなければならないことも考えられます。
そうなると無駄な費用がかかってしまうことになるので、なるべくその費用を抑えたいのであれば、購入前にチェックしたほうが良いでしょう。
また、雨漏りやシロアリのリスクも油断することができません。
それらによって老朽化が進行している可能性もあるので、それらの点もチェックしておきましょう。
相場よりも高くなってしまうこともある
リフォーム内容は、住宅診断をおこなわないかぎりは確認することができないようになっています。
そのため、どのような部分がリフォームされて価格が決定されているのかがわからず、購入してみたら、意外としっかりとした改修がされておらず、結果的に相場よりも高い価格で購入することになってしまいます。
なるべく高い買い物をしてしまわないように、住宅診断を事前におこなったりして、相場どおりかどうかの確認をおこなうようにしましょう。
断熱の修繕や強化はされているか
構造部分の老朽化に近い話になりますが、断熱の補修や強化も、リフォーム時にされていない場合があります。
断熱がしっかりしていないと、夏は暑くなりやすく、冬は寒くなりやすいと、デメリットが大きくなってしまいます。
それを解消するために、エアコンをよく利用してしまうと、電気代が高くなって、結果的に日々の費用が上がり、居住年数が増えれば増えるほど損をしてしまうことにもなります。
日々の電気代を下げてしまうことのないように、断熱の強化や修繕はおこなわれているかはチェックしておきましょう。
断熱の強化がおこなわれていない場合は、自身でリフォームをして強化をおこなうことになり、また費用がかかってしまうので、そこを支払ってでも住みたい物件か、ほかにも物件を探すかのどちらかを考えましょう。
まとめ
ここまで、リフォーム済みの中古物件を購入する際の探し方、メリット、やデメリットなどについて解説してきました。
リフォーム済みは確かに費用も安く、手間も省くことができるものですが、よく選ばないと結果的に損をすることになりかねないので、よくチェックをしながら購入を検討していきましょう。
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