マイホームを建てるときは、まず土地探しが必要です。
土地探しを経験することはそれほど多くないので、失敗しないためにはコツを押さえておくと良いでしょう。
そこで今回は、土地の購入を検討している方に向けて、土地探しにおける3つのコツを解説します。
イメージと基礎知識、現地確認のコツを解説しますので、ぜひご参考にしてください。
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土地探しの際に押さえておきたいコツ①具体的にイメージする
マイホームを建てる際の大きなポイントになるのは、土地探しでしょう。
選んだ土地によっては希望の住宅を建てられなかったり、住み始めたあとに後悔したりする可能性があります。
そのため、土地探しは慎重におこなうことが大切です。
けれど、慎重になり過ぎるとスムーズに進まず、いつまでもマイホームを建てることができません。
土地探しを迅速に終え、かつ成功させるためには、コツを押さえることが大切です。
土地探しのコツはおもに3つありますが、まず実践したいのは、ご自身の暮らしをしっかりイメージすることです。
具体的にはどうしたら良いのか、確認してみましょう。
ライフステージごとにイメージする
暮らしをイメージする際は、ライフステージごとに考えることが重要です。
ライフステージにおいて特に押さえておきたい点は、結婚や出産、子どもの進学や独立、両親との同居です。
これらは世帯人数が変化するイベントであり、マイホームを建てる際には重要な要素となります。
たとえば、将来両親との同居を考えている場合、現在の世帯人数で土地の広さを選ぶと、必要な部屋数を確保できない可能性があります。
このような失敗を避けるためには、現在の暮らしだけでなく、将来を見据えた多様なイメージを持つことが大切です。
希望条件をイメージする
土地探しの際は、希望条件を明確にイメージすることが重要です。
とくに交通に関する条件を決めることで、候補となるエリアが絞られ、土地探しが効率的に進みます。
「駅から徒歩10分以内」「急行停車駅」など、具体的な条件をイメージしてみましょう。
ただし、交通の利便性が高い土地は価格も高くなる傾向があるため、予算を考慮することが重要です。
また、日当たりの良さや買い物の利便性、学校や公園の近さなど、他の希望条件も併せてイメージしてみましょう。
優先順位をイメージする
希望条件をすべて満たす土地を見つけることは、難しい場合が多いでしょう。
土地探しが難航すると、マイホームの建築が遅れてしまうことがあります。
そのため、希望条件には優先順位をつけることが重要です。
ご自身や家族にとって必要な条件を明確にイメージし、優先順位の低い条件については妥協することも検討しましょう。
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土地探しの際に押さえておきたいコツ②基礎知識を身につける
土地探しの際に押さえておきたいコツには、土地に関する基礎知識を身につけることも挙げられます。
土地の特徴や用語などの基礎知識を理解していると、土地探しをスムーズに進められるでしょう。
とくに押さえておきたい3つの基礎知識について、それぞれ解説します。
土地の基礎知識1:角地と中地
土地にはさまざまな形状がありますが、大きく分類すると角地と中地に分かれます。
角地とは、交差する2つの道路に接する角の区間にある土地のことです。
日当たりが良く、開放感があり、玄関や駐車場の向きを自由に選べるなどのメリットがありますが、価格が高く、人や車の往来が気になることもあります。
中地とは、正面以外の3方向が囲まれている土地のことです。
角地に比べて比較的リーズナブルで、プライバシーを守りやすいことがメリットです。
ただし、角地に比べると開放感がなく、玄関や駐車場の向きも限定されます。
このように、それぞれにメリットとデメリットがあるため、土地探しの際に役立つ情報です。
土地の基礎知識2:用途地域
用途地域とは、市街化区域内において、用途に応じて分けられた地域のことです。
用途地域は大きく「住居系」「商業系」「工業系」の3種類に分かれます。
住居系は住環境が優先される地域で、商業系は商業施設などが、工業系は工場などが建設される地域です。
土地の用途地域によっては、周辺の環境が大きく異なる場合があるため、注意が必要です。
また、これらの3種類の用途地域にはさらに13の区分が存在します。
たとえば、住居系には「第一種低層住居専用地域」や「第二種低層住居専用地域」などがあり、それぞれに建てられる住宅の種類や高さなどが定められています。
土地の区分によっては、希望する住宅が建てられない可能性があるため、事前に確認することが大切です。
土地の基礎知識3:建ぺい率と容積率
建ぺい率とは、土地の面積に対する建物面積の制限を示します。
土地の面積に対して、どのくらいの面積割合まで建物を建てられるかが定められています。
一般的には30~80%の間で設定され、建ぺい率を超える建物は建設できません。
一方、容積率とは土地面積に対する延べ床面積の制限です。
複数階層の建物にも適用されるため、100%以上になることもあります。
一般的には50~1300%の間で設定されます。
建ぺい率や容積率により、希望する住宅が建てられない場合があるため、土地探しの際にはしっかりと確認しておくことが重要です。
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土地探しの際に押さえておきたいコツ③現地を確認する
土地探しを失敗しないためには、ご自身の目で現地を確認することも大切です。
しかし、現地を確認する際はどのような点に着目したら良いのか、わからないかもしれません。
そこで、土地探しで現地を確認する際のコツを3つ確認しておきましょう。
現地を確認する際のコツ1:高低差をチェック
現地を確認する際は、実際に見ないとわからない点をチェックすることが重要です。
その一つが土地の高低差です。
土地に高低差があると、建物の設計に影響を与える可能性があります。
また、周辺より低い位置にある土地には浸水のリスクがあり、高さをそろえるために盛土工事をおこなう場合、追加費用が発生します。
反対に、周辺より高い位置にある場合は、階段の設置や擁壁工事が必要になる可能性があるでしょう。
このように、土地に高低差があるとリスクやコストが伴う可能性があるため、しっかりと確認することが大切です。
現地を確認する際のコツ2:災害リスクをチェック
現地を確認する際は、災害リスクのチェックも重要です。
浸水や土砂災害のリスクはハザードマップで調べることができ、売買契約時の重要事項説明でも説明があります。
しかし、実際に現地を見ることで、マップ上では確認できないリスクが見つかることもあります。
契約手続きが進むと断りにくくなるため、安心して暮らせる土地かどうかを土地探しの段階でしっかりと確認しておくことが大切です。
現地を確認する際のコツ3:周辺環境をチェック
現地を確認する際は、購入を検討している土地だけでなく、周辺環境もチェックすることが重要です。
とくに、普段の暮らしに関わることについては、できるだけ細かく確認しておくことで、購入後の後悔を減らすことができます。
たとえば、買い物については近隣の店舗を訪れ、品ぞろえや価格帯を確認しておくと安心です。
駅までの所要時間も、途中に信号や踏切などがあると時間がかかる場合があるため、実際に歩いて確認することをおすすめします。
また、周辺環境は時間帯によって異なることがあるので、現地の確認は時間を変えて複数回おこなうことが望ましいです。
昼と夜では環境や雰囲気が変わる可能性があるため、少なくとも昼と夜の2回は現地を訪れるようにしましょう。
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まとめ
土地探しのコツは、具体的にイメージすることと基礎知識を身につけること、現地を確認することの3つです。
これらのコツを押さえていないと、なかなか決まらなかったり、購入後に後悔したりするかもしれません。
希望の住宅を建てられない可能性もあるので、土地探しはこれらのコツをしっかりと押さえておこないましょう。
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シルバシティ スタッフブログ編集部
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