
中古マンションを探している方のなかには、なぜ中古マンションはペット不可の物件が多いのか疑問に感じているかもしれません。
ペットを飼っている方は、中古マンションの多くがペット不可になっている理由を正しく理解したうえで暮らす必要があります。
今回は、多くの中古マンションがなぜペット不可にしているのか、ペット可マンションの探し方や部屋選びのポイントとともに解説します。
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中古マンションはペット不可が多い理由

中古マンションの多くがペット不可にしている主な理由は、以下の4つです。
●理由①近隣住民とのトラブルを未然に防ぐため
●理由②昔はペットを飼うのが一般的でなかったため
●理由③動物アレルギーの方も住みやすくするため
●理由④建物の価値を下げないため
それぞれ解説していきましょう。
理由①近隣住民とのトラブルを未然に防ぐため
ペットを飼うと、鳴き声やにおいが発生しやすくなります。
飼い主はペットのにおいに気づかない傾向がありますが、他人からするとペットのにおいは意外とわかるもので、なかにはそのにおいを不快に思う方もいるでしょう。
室内で飼っているからにおいは漏れないと思われがちですが、においは換気扇や排気口などから他の部屋へ伝わる可能性があります。
自分にとって不快なにおいはストレスを感じるので、さまざまな方が住む中古マンションでは、近隣住民とのトラブルを防ぐためにペット不可にしていることがあります。
理由②昔はペットを飼うのが一般的でなかったため
昔はペットを飼うのが一般的ではなかったため、築年数の古い中古マンションではペット不可になっている傾向があります。
中古マンションの居住ルールを途中で変えてしまうと、既存住民から「なぜ突然ルールを変えるのか」と不満が出てしまいます。
そのため、ペット不可の中古マンションは、ペット飼育が一般的になった現代でも不可のままになっている場合が多いです。
理由③動物アレルギーの方も住みやすくするため
動物アレルギーの方は、動物の毛や唾液などでアレルギー反応を起こしてしまいます。
動物アレルギーは長時間動物と接していなくても、すれ違ったりエレベーター内で一瞬だけ一緒になったりするだけで発症する可能性があります。
動物アレルギーが発症すると命に関わることもあるので、危険です。
そのため、中古マンションでは動物アレルギーの方でも住みやすいよう、多くの場合ペット不可にしています。
理由④建物の価値を下げないため
マンションをペット可にしてしまうと、室内に動物のにおいが染みついたり、壁紙や柱などに傷が付いたりしやすいです。
ペット可にした場合、このような部屋が続出するため、建物全体の価値が下がってしまいます。
住人が退去するたびに大掛かりなリフォームをするようでは大家さんの負担も大きいので、この理由からも中古マンションの多くはペット不可になっています。
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ペットが飼える中古マンションの探し方

ペットを飼っている方が中古マンションを購入したい場合は、以下4つのポイントに注目した探し方をしてみましょう。
●探し方①中古マンションの築年数に注目する
●探し方②大規模なマンションは除外する
●探し方③飼育できるペットの種類を確認する
●探し方④飼育できる頭数を確認する
それぞれ解説します。
探し方①中古マンションの築年数に注目する
マンションの管理規約は、マンションの建設と同時に制定されています。
ペットを自宅で飼う方が増え始めたのは1980年以降と言われているので、築年数が古いほど、ペット不可の物件が増える傾向が高いです。
そのため、ペット可の中古マンションを購入したい方は、築40年未満の物件をメインに探してみましょう。
探し方②大規模なマンションは除外する
マンションの管理規約は基本的に変更するものではありませんが、小規模マンションであれば住人の数が少ないので、大規模マンションより柔軟に変更しやすいです。
入居者がいる状態で管理規約を変更することは難しいですが、小規模マンションであれば、住民会議で意見がとおりやすい傾向にあります。
賛成意見が多ければ、大家さんや管理会社から許可が出る可能性も高いので、中古マンションでペットを飼いたい場合は小規模マンションをメインに探してみましょう。
探し方③飼育できるペットの種類を確認する
ペット可の中古マンションであっても、建物によって飼育できるペットの種類や頭数が決められていることがあります。
ペット可の中古マンションでも、大型犬や爬虫類、ミニブタなど珍しいペットは許可が下りない可能性もあります。
飼育が許可されていない動物を飼っていると、ペット可の中古マンションでも違法とみなされトラブルに発展する場合があるため、注意しましょう。
探し方④飼育できる頭数を確認する
ペット可の中古マンションではペットの種類だけでなく、飼育できるペットの頭数が決められている場合もあります。
マンションが定めている飼育可能なペットの頭数は、住民全員が快適に暮らせる頭数なので、違反してしまうと住民トラブルに発展する可能性があります。
複数のペットを飼っている方は入居後にトラブルにならないよう、事前に確認しておきましょう。
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中古マンションでペットと快適に暮らすための部屋選びのポイント

中古マンションでペットと快適に暮らすためには、以下3つのポイントを意識した部屋選びがおすすめです。
●ポイント①ペット共生型マンションを探す
●ポイント②防音性に問題がないか
●ポイント③設備や間取りがペット飼育に適しているか
1つずつ解説しましょう。
ポイント①ペット共生型マンションを探す
ペット可の中古マンションでも、ペットの種類や頭数などによってはペット不可と言われてしまう場合があります。
そのため、ペット可のマンションでも飼育条件に不安がある場合は、ペット共生型マンションを探しましょう。
ペット共生型のマンションは、ペットと暮らすことを前提にしているので、ペットにとって快適な設備や施設が整っています。
また、ペット不可と言われがちな大型犬や珍しいペットも飼育可能なケースが多いため、ペットと快適に生活できます。
ポイント②防音性に問題がないか
ペット可の中古マンションであっても、築年数が古い建物は防音性が低い場合が多いです。
防音性が低いとペットの鳴き声や足音が響きやすいので、ペット不可の中古マンションのようにトラブルが起きる可能性があります。
ペットと中古マンションで暮らす場合は、壁だけでなく床の防音性も確認しておきましょう。
ポイント③設備や間取りがペット飼育に適しているか
中古マンションでペットと快適に暮らしたい方は、人間だけでなく、ペットも快適に暮らせる間取りや設備が整っているか確認しましょう。
玄関と水回りの距離が近い間取りや、収納スペースが豊富で広い玄関、鍵付きのバスルームや広さだけでなく高さもあるリビングなどは、ペットが暮らしやすいです。
ペットの大きさや特性に合わせ、暮らしやすい設備や間取りが整った中古マンションを探しましょう。
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まとめ
中古マンションにペット不可の物件が多い理由は、築年数が古いマンションはペットを飼う想定で建設されていないだけでなく、住民トラブルも避けたいからです。
ペットが飼えるマンションに住みたい場合は、築浅で小規模なマンションをメインに探してみましょう。
また、ペット可のマンションでも、ペット共生型マンションや防音性の高いマンションなどはペットも快適に暮らしやすいので、おすすめです。
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