一戸建ての購入を検討する際、どのような流れで進むのか、期間はどれぐらいかかるのかを把握しておくと、スムーズに購入のスケジュールを立てることができます。
また、一戸建てを購入するにあたって、注意点についても事前に知っておくと安心ですよね。
そこで今回は、一戸建てのなかでも建売住宅を購入する際の申し込みまでの流れと、契約から引き渡しまでの手順、注意点について解説します。
一戸建ての購入をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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一戸建てを購入するための期間:購入までの流れ
一戸建てといっても、建売住宅と注文住宅では、かかる期間や手続きの流れが異なります。
この記事では、建売住宅に注目して解説します。
まずは、購入までの流れについて見てきましょう。
一戸建ての購入を決めたら、以下のような流れで申し込みまで進めていきます。
●資金計画を立てる
●物件を探す
●住宅ローンを選ぶ
●購入申し込み
それぞれの流れにについて、順番に解説します。
資金計画を立てる
一戸建てを購入する方のほとんどが、住宅ローンを利用します。
住宅ローンを組む場合、頭金をどうするのか、毎月どれくらいの金額を返済できるのかなど、まずは予算を決めて資金計画を立てる必要があります。
一般的に、無理のない返済金額だといわれているのは、手取り額の25%以下です。
子どもの教育費や、急な医療費など、返済期間中に出費がかさむこともあるため、余裕を持った返済計画を立てることが大切です。
物件を探す
資金計画を立てたら、物件探しに進みます。
物件探しは、不動産情報誌やインターネット、チラシなど、さまざまな方法でおこないます。
立地条件や間取り、価格など、希望する条件に合わせて物件を絞り込み、気になる物件が見つかったら内見したうえで決断しましょう。
住宅ローンを選ぶ
購入する物件が決まったら、金融機関に住宅ローン審査の申し込みをおこないます。
一戸建てを購入する際には、「仮審査」にとおっていることが条件となっている場合があるため、早めに審査の申し込みをしておきましょう。
また、金融機関や金利タイプによって、毎月の返済額や総返済額が異なります。
どの金利タイプで住宅ローンを組むと良いのか、返済のシミュレーションをしたり、いくつかの金融機関や金利タイプを比較したりなど、慎重に検討しましょう。
購入申し込み
住宅ローンの仮審査にとおり、購入する意思が固まったら、一戸建て購入の申し込みをおこないます。
その際に、2万~10万円ほどの「申込証拠金」が必要になる場合があるため、事前に確認しておくと安心です。
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一戸建てを購入するための期間:契約から引き渡しまでの流れ
次に、売買契約を結んでから引き渡しまでの流れについて解説します。
購入申し込みをしてから、実際に引渡しがおこなわれるまでの流れは以下のとおりです。
●売買契約を結ぶ
●住宅ローンの本審査を受ける
●内覧する
●決済・引き渡し
それぞれの流れについて、順番に解説します。
売買契約を結ぶ
購入の申し込みをしたら、約1週間~10日後には売買契約を結ぶのが一般的です。
不動産会社やハウスメーカーから重要事項説明を受け、納得したうえで契約を結びましょう。
なお、売買契約締結時には手付金を支払います。
手付金の相場は、物件価格の約5%~10%です。
現金での支払いが基本であるため、事前に準備しておくようにしましょう。
住宅ローンの本審査を受ける
売買契約を結ぶと同時に、住宅ローンの本審査を受ける必要があります。
本審査の結果が出るまでには、2~3週間ほどかかります。
事前に仮審査を受けて問題がなければ、本審査に対してあまり不安になる必要はありません。
万が一本審査にとおらなかった場合、「住宅ローン特約」によって、手付金は返金されるのが一般的です。
売買契約書に「住宅ローン特約」がついているかどうか、事前に確認しておくと安心です。
内覧する
売買契約締結後、住宅の仕上がりを確認するための内覧をおこないます。
建物の隅々までチェックし、気になる点があればすぐに伝え、状況によっては補修の依頼が可能です。
決済・引き渡し
建物に問題がなければ、残金の決済と登記手続きをおこないます。
登記はご自身で手続きすることも可能ですが、司法書士に依頼するのが一般的です。
その場合は、5万円~6万円ほどの報酬が発生します。
決済完了後、一戸建ての引き渡しに進み、そのあとはご自身のタイミングで入居可能です。
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一戸建てを購入する際の注意点とかかる期間
最後に、一戸建てを購入するうえで知っておくべき注意点と、建売住宅の購入にかかる大まかな期間について解説します。
建売住宅購入時の注意点
一戸建てを購入する際には、以下のような注意点を頭に入れておく必要があります。
売買契約を結んだあとはキャンセルしにくい
売買契約を結んだあと、買主の都合でキャンセルすることは可能です。
しかしその場合、手付金は返ってこないことがほとんどです。
また、違約金が発生することもあります。
したがって、一戸建てを購入する際は、慎重に契約を進めることが大切です。
ただし、先述のとおり、住宅ローンの審査にとおらなかったことで契約をキャンセルする場合、住宅ローン特約がついている契約については、手付金が返金されます。
アフターサービスについて確認しておく
建売住宅を購入する際には、内覧をおこない、建物の状態をご自身の目で確認することができます。
しかし、入居してから不具合や欠陥が見つかるかもしれません。
建売住宅の場合、「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」について、売主である不動産会社やハウスメーカーは、引き渡し後10年間の保証を提供する義務があります。
この「10年保証」にくわえ、長期間の保証をつけている会社が多いです。
ただし、アフターサービスの内容や期間は、不動産会社やハウスメーカーによって異なります。
また、アフターサービスをおこなっていない会社もあるため、売買契約を結ぶ際に、サービスの有無や内容、保証期間などを確認しておくようにしましょう。
建売住宅の購入にかかる期間
前章では、購入までの流れと、売買契約から引き渡しまでの流れについて解説しましたが、実際に入居するまでにはどれくらいの期間がかかるのでしょうか。
一戸建ての購入を決めてから、物件を探し、購入の申し込みをするまでには、約1年かかるのが一般的です。
気に入った物件が早く見つかれば、期間の短縮は可能です。
そして、売買契約を結んでからは、住宅ローンの本審査を受ける必要があるため、実際に引き渡しが完了するまでには約2か月~3か月の期間を要します。
つまり、一戸建ての購入を検討してから、入居までには約1年~1年3か月かかることを想定しておく必要があるのです。
引っ越しのスケジュールが決まっている場合は、逆算して物件探しを始めることをおすすめします。
一戸建ては高額な買い物です。
また、長期間に渡り住み続けるマイホームであるため、あとで後悔することのないよう、納得のいく物件を見つけて購入することが大切です。
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まとめ
一戸建てを購入する際には、まず物件探しから始まり、それと並行して住宅ローンの審査や自己資金の準備を進めていかなければなりません。
建売住宅の場合、注文住宅に比べると入居までにかかる期間は短いですが、目安として1年~1年3か月ほどかかることを想定しておく必要があります。
一戸建て購入にはそれなりの期間を要しますが、あとで後悔しないためにも、家族構成やライフスタイル、また家族の希望をしっかり考慮して、すてきな物件を見つけましょう。
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シルバシティ スタッフブログ編集部
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