マイホームを購入するとき、さまざまな選択肢の中から自分に適したものを選ばなくてはなりません。
今回は建売住宅と注文住宅の設計の違いについて解説します。
また、入居までにかかる期間や向いている方にも触れているので、現在お困りの方は今後の参考にしてみてください。
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建売住宅と注文住宅のそれぞれの設計の違い
どちらも人気の住宅ですが、設計に違いがあるのをご存じでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
土地と家がセット販売されている
建売住宅の特徴は、土地と建物がセットになっている点です。
一般的にマイホームを購入する場合、まず土地を探してから購入し、その後家を建てるプランを考えなくてはならないイメージが浸透しています。
しかし、この場合はその必要がありません。
ほとんどのケースにおいて、建物はすでに建築済みの状態です。
そのため、土地を探す工程がないのです。
マイホームがほしいと思ってはいるものの、土地探しからスタートする工程を考えると、スケジュールとして厳しいと感じる方は少なくないでしょう。
できる限り早く家族との生活をはじめたい、職場や学校などの都合もあるため急いでいるなど、さまざまな背景事情を抱えている方も少なくないです。
そんなときに、すぐ入居できる建売住宅は、とても便利です。
すでにマイホームが建築済みの状態で、土地と一緒に販売されているので、すぐに引っ越しが可能となります。
統一感のある風景
せっかく我が家での暮らしを始めるなら、周辺環境の良さや景観の美しさなどにこだわりたいと思っている方も多いでしょう。
建売住宅の場合は、一つの土地を複数の区画に分けて、住宅を建てているのが特徴です。
そのため、一箇所に似たような外観の建物が多く並んでいます。
土地の広さはさまざまなので、建物が数軒ほどしか建てられていない場合もあれば、なんと100棟以上のボリュームがある区画も見かけます。
そして、そんな住宅が立ち並んでいる風景は、特有の統一感が演出されているのです。
ほかの住宅地にはない美しい風景が広がっています。
ただし、事前に決められたプランで設計されている住宅ばかりなので、どうしても見た目はそっくりになってしまいます。
一見するとどれが自分の住宅なのか見分けがつかないほど、デザインはほぼ同じと考えて良いでしょう。
花壇やプランターを置いたり、表札をアレンジしたりなど、さまざまな方法で個性を強調すれば、他とは違う住宅にできるかもしれません。
基本的な建物の構造・設計自体はほぼ同じなので、個性を重視する方にはマイナスポイントに感じてしまいがちです。
自由度が低い
そもそも建売住宅の場合、そのほとんどが建築済みの状態で販売されています。
そのため、設計上のオーダーが自由にできません。
たとえば設備をグレードアップさせたい、外観を違うデザインにしたいなど、自分の理想を叶えるために細部までこだわりたい方には不向きです。
「土地とセットで販売されており安価に購入できる代わりに、設計プランの自由度が低くなる」のが特徴なのです。
間取りや工法などを自分好みにオーダーできる注文住宅とは異なります。
そして、このような特徴があるため、他の住宅と似たような見た目になっているのです。
当然ながら室内のデザインや間取り、さらには設備のグレードもほぼ同じと考えられます。
他の方とは違う家に住みたい、オンリーワンの住まいを購入したいと考えている方には、マイナスに感じるかもしれません。
ただし、設計プランを追及できない分だけ、一般的な新築よりも安価で販売されているのも事実です。
購入費用を最小限にするのを優先したい方に人気があります。
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建売住宅と注文住宅で入居までにかかる期間の違い
入居までにかかる期間は、スケジュールに大きな影響をもたらす要素なため知っておきたいものです。
以下で詳しく見てみましょう。
それぞれの段取りとスピード感
注文住宅の場合は、入居までの段取りがやや複雑です。
予算や条件などを決めた後は、土地探しをしてから建物の設計・建築をおこなう流れとなります。
建売住宅との大きな違いとして、土地探しの工程が必要になる点です。
この工程がスムーズに進んだとしても、最低3か月程度はかかるとみられます。
理想通りの不動産が見つからないと半年以上かかるケースも少なくないでしょう。
さらに、土地が決まった後はマイホームの設計プランを練ります。
どのような内装・外装にしたいのか、設備のグレードはどの点にこだわりたいのかなど、入念な打ち合わせがおこなわれるのです。
場合によっては業者からの提案やアドバイスをふまえて、プランを変更・練り直しする場合もあるでしょう。
打ち合わせが2~3回程度と思っている方は多いですが、実際には10回以上もの回数を繰り返す方が多いです。
マイホームの購入は、人生の中でまたとない機会です。
だからこそ、入念な打ち合わせを重ねていき、理想的なプランで建築作業に入りたいと考えているのでしょう。
プランが決まったらいよいよ作業に入ります。
作業はスムーズに進んだとしても3~4か月、多くの場合は半年程度かかります。
このように考えると、入居までの期間は1年以上になると考えられるでしょう。
入居までにかかる期間が短い
建売住宅の場合は、注文住宅と段取りが全く違います。
土地探しやプランニングは基本的に必要ありません。
予算や条件などが決まったら、あとは物件探しを始められます。
主に工務店はハウスメーカーなどが扱っている物件の中から、理想的なものを探す流れです。
近年では折込チラシ以外にも、SNSでも簡単に情報を入手できるようになっています。
その後は実際に物件を見に行って、品質をチェックします。
その後は売買契約を締結し、入居をおこなうので、最短で1か月での引っ越しが可能です。
やはり一から工程を進める必要がある注文住宅よりも、短期間で新生活をはじめられます。
なかにはまだ施工が始まっていない物件もありますが、その場合も3~4か月で入居できるケースが多いです。
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建売住宅と注文住宅のそれぞれに向いている方の特徴
それぞれの住宅は、どのような方に向いているのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
すぐに引っ越したい場合
すぐにでもマイホームでの暮らしをはじめたい場合は、建売住宅が向いています。
土地探しやプランニングなどの工程を省けるため、短期間での引越が可能です。
マイホームに対するこだわりがそこまで強くない、安価に購入したいなど、さまざまな要望をかなえられます。
個性を強調したい場合は、自分なりに外観を飾り付けるだけで印象が変わるので、多くの方に人気です。
こだわり条件が負い場合
設計プランの自由度を重視するなら、注文住宅がおすすめです。
土地探しやプランニングからスタートしなくてはならないので、時間やお金はかかりますが、その分理想的なマイホームを形にできるでしょう。
せっかく家を買うなら、妥協したくないと考える方は多いです。
そんなこだわりを追及する方に向いている住宅といえるでしょう。
もちろんどちらの住宅が優れているとはいい切れず、それぞれの価値観によって魅力を感じるポイントは異なります。
今回解説した特徴や違いなどを踏まえたうえで、自分にとってピッタリな住まいはどちらなのかを考えてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
建売住宅は土地と一緒に販売されており、安価に購入できるのが魅力です。
注文住宅は自由度が高く、理想的な住まいを形にできる利点があります。
もちろんどちらの住宅が優れているとはいい切れず、それぞれの価値観によって魅力を感じるポイントは異なります。
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シルバシティ スタッフブログ編集部
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