注文住宅を購入するときに、先に土地だけ購入しても良いかで悩む方は多いでしょう。
土地の購入タイミングにはそれぞれ特徴があるので、事前に把握しておくと良いです。
そこで今回は、注文住宅の購入を検討している方に向けて、土地だけ先に買うメリット・デメリットや注意点をご紹介します。
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土地だけ先に購入するメリット
注文住宅の購入で土地だけ先に買うメリットは、以下のとおりです。
あらかじめ魅力を知っておけば、マイホームの購入で失敗するリスクも抑えられます。
より良い住まいを手に入れるためにも、3つのメリットを把握しておきましょう。
土地を他の購入希望者に取られる心配がない
注文住宅の購入で土地を先に買うメリットは、住宅を建築する前に土地を確保できるところです。
先に土地を購入していれば、その土地を他の購入希望者に取られる心配がありません。
建物に関してじっくりプランを考えられるため、購入者の希望を反映した住まいが手に入りやすくなるでしょう。
マイホーム完成後のイメージを掴みやすくなる
土地だけ購入するメリットとして、マイホーム完成後のイメージをしやすいことも挙げられます。
家を建てる土地が決まっていないと、どのようなマイホームにしたいか具体的な生活イメージが湧きません。
先に土地だけ購入しておけば、土地の形状や周辺環境を考慮した家づくりが可能です。
よりリアルな生活を思い描いたうえで、理想の住宅設計ができます。
業者選びがスムーズにできる
土地だけ先に購入すると、業者選びがしやすくなります。
すでに土地を持っていると、施工までの手続きが少なく、すぐに契約できるため、施工会社の反応も良くなります。
建物の設計書や見積書などもすぐにもらえるため、より良い条件で家づくりができるでしょう。
そのため、マイホームの購入を急いでいる方や家づくりにこだわりがある方は、先に土地だけ購入したほうがスムーズに手続きが進みます。
注文住宅を購入するときは、何を優先するか条件を整理したうえで適切な方法を検討することが大切です。
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土地だけ先に購入するデメリット
注文住宅の購入で土地だけ先に買うとさまざまなメリットを得られますが、もちろんデメリットも多く存在します。
デメリットや注意点をしっかり把握していないと、購入してから後悔する可能性もあるので注意しましょう。
土地だけ先に購入するデメリットは、主に以下の3つです。
それぞれのポイントを押さえておき、事前に対策しておく必要があります。
理想の住まいが建てられない可能性がある
土地には、建物が建てられる条件が設定されています。
そのため、ケースによっては、希望の住まいが建てられない可能性があるでしょう。
とくに注意が必要なのは、建ぺい率や容積率・高さ制限などです。
土地選びで立地だけを考慮してしまうと、思い描いていた家が建てられない可能性があります。
そのため、土地を購入するときは、希望の間取りが実現できるか事前に確認しておくことが大切です。
住宅建築には用途地域なども絡んでくるため、失敗しないようにあらかじめ土地の種類を確認しておきましょう。
住宅ローン選びで不利になる可能性が高い
家の購入で利用される住宅ローンは、原則として住宅の購入を対象としています。
土地だけの購入では利用できないため、他の方法を検討しなければなりません。
土地の購入で融資を受けたいときは、つなぎ融資あるいは土地先行融資を利用するのが一般的です。
これらのローンを使えばある程度の融資は受けられますが、一般的な住宅ローンよりは金利が高いといったデメリットがあります。
総返済額が増える可能性があるため、状況によっては家計を圧迫しかねません。
また、通常の住宅ローンよりも取り扱う金融機関が少ないのもデメリットです。
土地と建物をセットで購入したほうが結果的に手間や費用がかからないケースもあります。
土地だけ購入するときは、このようなデメリットも考慮して慎重に検討する必要があるでしょう。
支払う税金の負担が大きくなる可能性がある
土地だけを先に購入すると、固定資産税や都市計画税などの税金が課税されます。
建物を建てている間にも税金は発生するため、所有者の負担が大きくなってしまうでしょう。
その他、不動産の購入には、印紙税や登録免許税・不動産取得税などが発生します。
これらの費用はマイホームを購入するなら土地と建物両方に発生しますが、土地だけを先に購入してしまうと、支払いタイミングが早まってしまうのがデメリットです。
不動産購入時の諸費用は現金一括のケースがほとんどで、ある程度まとまった資金が必要になります。
土地だけを先に購入するときは、それらの諸費用も先に用意しておかなければなりません。
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土地だけ先に購入するときの注意点
注文住宅の購入で土地だけを先に買うなら、いくつか注意点を押さえておく必要があります。
通常のやり方で土地を購入してしまうと、手続きやマイホーム建築で失敗する可能性があるので注意しましょう。
あらかじめ注意点を確認しておき、必要に応じて対策することが大切です。
注意点①住宅の建設計画は早めに検討する
土地だけ先に購入するときの注意点には、まず住宅の建設計画が挙げられます。
「つなぎ融資」や「土地先行融資」を利用して土地を購入したときは、申し込み時に金融機関へ住宅の建設計画を提出しなければなりません。
そのため、土地だけを先に購入するケースでも、同時に住宅の建設計画を考える必要があります。
土地探しの段階で住宅づくりの計画を練っておくと、購入までの手続きがスムーズに進むはずです。
注意点②住宅ローンは家計を圧迫させないように計画を立てる
通常の住宅ローンは、住宅が完成した後に融資が実行されます。
住宅ローンを組んでマイホームを購入するときには、余裕のある計画が必要です。
とくに土地だけを先に購入すると、住宅が建つまで仮住まいを探さなければなりません。
多くのケースでは賃貸物件に引っ越す必要があるので、家賃などの支払いも含めて資金計画を立てるようにしましょう。
生活費や教育資金などを考慮しておかないと、まとまった資金が必要なときに生活が苦しくなってしまいます。
マイホームの購入で家計を圧迫させないよう、ゆとりのある計画を立てる必要があります。
注意点③土地と建物の名義は一致させる
土地だけを先に購入するときは、名義を統一させることを覚えておきましょう。
土地と建物の名義が同じでないと、住宅ローン控除制度が利用できません。
住宅ローン控除では大幅な節税効果を見込めるため、それらを逃さないためにも不動産の名義は一致させる必要があります。
その他、住宅ローンの返済期間が10年以上であることや、土地の購入から2年以内に建物を建てることなどが住宅ローン控除の適用要件です。
所有している不動産が控除の適用範囲が事前に確認したうえで、申請をおこなうようにしましょう。
なお、建築条件付き土地を購入したケースでは、土地の購入から3か月以内に建築請負工事契約を交わす必要があります。
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まとめ
土地だけを購入するメリットは、マイホーム完成後のイメージを掴みやすくなることや業者選びがスムーズにできることなどです。
一方、理想の住まいが建てられない可能性や住宅ローン選びで不利になる可能性は否めません。
土地の購入で融資を受けるときは、家計を圧迫させないよう慎重に計画しましょう。
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シルバシティ スタッフブログ編集部
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